歯周病の直接的な原因は歯周病菌ですが、症状を悪化させる原因はほかにもあり、「かみ合わせの悪さ」もそのひとつです。かみ合わせが悪いとあごの骨に過度の負担がかかってしまい、歯周病菌によるあごの骨の破壊をより進行させてしまうことがあります。
当院の院長は、日本顎咬合学会認定医の資格を有しています。認定医の資格は、学会に治療や知識、実績を認められた歯科医師だけが取得できるものです。それに加えて歯周病治療について25年以上(※)の経験を持ち、多くの実績を積んできたため、歯周病の改善に必要なかみ合わせの治療にも対応が可能です。
また、歯周病の悪化の原因はかみ合わせの他にも、被せ物の不適合が挙げられます。合わない被せ物は汚れが溜まりやすくなる上に歯磨きもしづらくなることから、被せ物を適合させる治療が歯周病の改善に役立つ場合も。当院では歯周病の原因を多方面から考え、状況に合わせた適切な治療を選択してまいりいます。
歯周病が重症化すると、歯を抜かずに改善させるのは困難です。そのため歯医者に通院していても、なかなか良くならなかったり、「抜くしかない」といわれてしまったりする患者さまも少なくありません。
そんな重症化した歯周病でも歯を抜かずにすむよう、当院では「歯周外科治療」に対応しています。外科的な手術によって歯周ポケット(歯と歯の間の溝)の奥深くに付着したプラーク(歯垢)や歯石を取り除き、重症化した歯周病を改善に導くことが可能です。
しかし、手術が必要な歯周外科治療は、歯周ポケットの中のプラーク・歯石を取り除く「スケーリング・ルートプレーニング(SRP)」という治療に比べると、患者さまのお体の負担が大きくなります。また、歯科医師なら誰でもできる治療ではなく、専門の知識と経験が十分にないと難しいでしょう。
その点、当院では30年以上(※)の治療経験があり、なおかつ口腔外科の分野で歯学博士の学位も持つ院長が治療を担当。口腔外科に関する専門的な知識・技術を習得しており、歯周外科治療も得意としています。
「歯周病治療のために通院しているのに、なかなか改善しない」「歯を抜かなくてはならない」といわれてしまった方も、一度お気軽にご相談ください。
歯周病治療では、プラーク(歯垢)や歯石をしっかり取り除くことが大切です。この処置は歯科衛生士が担当します。もし歯石を取り残してしまうと、歯周病は改善しません。そこで歯科衛生士の腕が大変重要になるのです。
当院には20年以上(※)の経験がある歯科衛生士を筆頭に、ベテラン衛生士が在籍。またプラークや歯石を除去する際には歯科用の虫眼鏡「拡大鏡」を使用することで、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)の中の歯石までしっかり取り除きます。
この歯石を取り除く処置は、通常、ある程度は手探りでするしかありません。しかし、当院では拡大鏡を使って1本1本の歯を拡大視することで、きちんと目で確認しながら施術できるようになりました。そのため、歯石の取り残しが少なく、歯や歯の表面を傷つけにくい処置を行うことができます。
また歯周病は、一度症状が治まっても歯磨きなどの生活習慣の変化によって再発しやす病気です。そこで、治療後のメインテナンスも継続して実施。患者さまに定期的にご来院いただき、歯科衛生士が歯のクリーニングをしたり、ご家庭での歯磨きの方法をお教えしたりいたします。経験20年以上(※)のスタッフを含め、当院に在籍するベテラン歯科衛生士が、きめ細やかなケアをご提供します。
※2020年現在
歯周病はお口の中の細菌によって引き起こされる病気です。そのため治療の際には、細菌の繁殖の元となるプラーク(歯垢)や歯石を除去することが必要です。
歯周病の治療を開始する際は、まず歯周病の状態や原因についてしっかり検査をしていきます。歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)や歯の動揺(グラつき具合)の検査、レントゲン検査などの基本的なものから、必要に応じてCT検査まで。より確実な治療のために、さまざまな検査をします。
このようにナガイデンタルクリニックでは、一人ひとりの患者さまに合わせた歯周病治療をご提供しています。どうぞお任せください。
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
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午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:30~12:30
午後:14:30~19:00
△:14:30~17:00
※祝日がある週の水曜は診療しています。
※学会参加など院長の都合により、診療日が変わることがあります。
休診日:日曜・水曜・祝日