当院の院長は、歯科医師になって以来30年以上(※)にわたって数多くの入れ歯治療を手掛けてきました。
「かみやすい」「痛みにくい」「外れにくい」入れ歯をつくるには、治療過程での「精密な型取り」や「かみ合わせの分析」が必要であり、そのためには豊富な経験と専門的な技術の習得が欠かせません。つまり、歯科医師なら誰でもできるものではないといえます。
その点、院長は日本顎咬合学会認定医の資格を持ち、かみ合わせにこだわった入れ歯治療を得意としています。
「入れ歯が痛い」「かめない」「外れる」といったお悩みがありましたら、経験豊富な歯科医師が対応する当院に、どうぞお任せください。
※2020年現在
「痛い」「かめない」「外れる」、これらは多くの方が抱えている入れ歯についてのお悩みです。なぜ痛くてかめない、すぐに外れるような入れ歯になってしまうかというと、その原因には次のようなことが考えられます。
では、どうしたらいいのでしょうか。快適に使える入れ歯のためには、以下のことをふまえた治療が重要です。
これだけのことができれば、「痛くない」「よくかめる」「外れない」入れ歯をつくることは十分に可能だといえるでしょう。
この実現には、時間をかけて「かみ合わせる時のあごの動き」「食べ物を飲み込む時の唇や頬の筋肉の動き」「舌の動き」「歯ぎしりをした時の動き」など、日常生活で発生するお口のさまざまな動きと、どんな時どんな位置で歯がかみ合い、そして筋肉が動くのかを記録して分析する必要があります。
当院ではこうした分析を十分に時間をかけてしっかりと進めることで、「よくかめる入れ歯」の製作を可能にしています。
入れ歯治療には、健康保険が適用される「保険治療」と、健康保険が適用されない「自費治療」があります。当院の自費治療のメニューでは、目立たない入れ歯もご用意しています。
保険治療の入れ歯の最大のメリットは、「費用を抑えられる」という点です。しかし保険治療は費用を抑え「最低限の医療」をご提供することが前提となっているため、国が決めた細かいルールがあります。治療方法や治療に使う材料が決められており、それ以上の対応はできません。
そのため、患者さまごとに細かい調整をしたり工夫をしたりといった、手間と時間をかけたオーダーメイドによる入れ歯製作は難しいというのが実状です。
またルールの一つに、保険治療の入れ歯は歯ぐきと接する「床」の部分をプラスチック素材でつくらなければならないというものがあります。しかし、プラスチック素材を用いることで、以下のようなさまざまな問題が生じます。
このように保険治療の入れ歯は、快適さや機能性、見た目についてある程度犠牲にした「最低限の治療」によるものだといえます。保険治療についても、もちろんできるだけ快適に使える入れ歯になるよう尽力いたしますが、治療にかけられる手間や時間、使える素材に制約があるため、どうしても自費治療の入れ歯に劣る部分が生じるのも事実です。
そこで当院では、「快適な入れ歯」「かみやすい入れ歯」「食事を楽しめる入れ歯」「他人にはめていることを気づかれない入れ歯」などを望まれる方には、自費治療の入れ歯の検討をご提案します。
保険治療と違って、自費治療の入れ歯なら豊富な素材の中から患者さまにごとに適切なものを厳選することが可能。歯ぐきと接する「床」部分を金属やシリコンにすることもでき、薄くすることができます。その結果、食べ物・飲み物の味や温度を感じやすくなり、さらに装着時の違和感も少なくなります。
また自費治療は治療方法にも制限がないため、患者さまに合わせて工程を増やし丁寧に治療することが可能です。特別な材料を使った精密な型取りやかみ合わせの綿密な分析にも時間をかけることで、お食事やおしゃべりに困らない、外れにくい入れ歯をおつくりすることができます。
当院では具体的に、以下のような自費の入れ歯治療をご提供しています。
金属のバネ(クラスプ)を使用しない見た目が自然な入れ歯です。保険治療の部分入れ歯のように残っている歯にバネをかけることがないため、周りの歯にかける負担が少ないのが特徴です。保険の入れ歯と比べて安定性もよく、よりかみやすくなります。
治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
治療の価格:250,000 ~500,000円(税別)
磁石の力で固定する入れ歯です。金属のバネがないため見た目が良く、また磁力で自然に固定されますので、着脱も簡単にできます。
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
治療の価格:250,000~500,000円(税別)
取り外し式の入れ歯の維持装置としてインプラントを応用する治療法です。磁石の力で固定され安定性があるため、下の歯がすべてない方にもおすすめです。
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。インプラントを埋めるための外科手術が必要になります。残っている歯やインプラントが入れ歯の下にくるので、歯磨き、定期健診をきちんとしないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。入れ歯の手入れと、インプラントのメインテナンスが必要になります。
治療の価格:250,000~500,000円(税別)
入れ歯の、歯ぐきと接する「床」部分に金属を使用している入れ歯です。耐久性があり、入れ歯の厚みを薄くできるため、お口の中での違和感が少ないのが特徴です。
治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
治療の価格:250,000~400,000円(税別)
なお当院では自費治療を無理におすすめすることはありません。どうぞご安心ください。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:30~12:30
午後:14:30~19:00
△:14:30~17:00
※祝日がある週の水曜は診療しています。
※学会参加など院長の都合により、診療日が変わることがあります。
休診日:日曜・水曜・祝日